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エノケンと菊谷栄 昭和精神史の匿れた水脈

出版社名 晶文社
出版年月 2015年1月
ISBNコード 978-4-7949-6865-4
4-7949-6865-5
税込価格 2,530円
頁数・縦 366P 20cm

商品内容

要旨

日本の喜劇王エノケンとその座付作者・菊谷栄が、二人三脚で切り拓いた浅草レヴューの世界を、知られざる資料と証言で描いた書き下ろし評伝。先年亡くなった著者の意志を継いで、その“幻の遺稿”を整理・編集し、刊行。

目次

第1章 菊谷栄の生い立ち
第2章 浅草のエノケン・エノケンの浅草
第3章 カジノフォーリーの興亡
第4章 エノケン一座の誕生
第5章 『歌劇』を読む―宝塚少女歌劇のアルケオロジー
第6章 エノケン・レヴューの栄光と悲惨
第7章 菊谷栄戦場に死す
付録 西田幾多郎とメイエルホリドの間のエノケン

出版社
商品紹介

喜劇王エノケンとその座付作者・菊谷栄が二人三脚で切り拓いた浅草レヴューの世界を、知られざる資料と証言で描いた書き下ろし評伝。孤高の文化人類学者、山口昌男の幻の遺稿、遂に刊行。

著者紹介

山口 昌男 (ヤマグチ マサオ)  
1931年北海道生まれ。アジア・アフリカ言語文化研究所教授、同研究所所長、札幌大学学長等を歴任。文化人類学者として、西アフリカ、インドネシア、カリブ海諸国等でフィールドワークを行う。道化・トリックスターの分析、中心と周縁理論、近代日本の負け派に着目した敗者学等を通じて、国内外の思想界に衝撃を与え、その広い学識は文学・芸術等の分野にも影響を及ぼした。2013年3月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)