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人間の原型と現代の文化 新装版

叢書・ウニベルシタス 213

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2015年1月
ISBNコード 978-4-588-14001-3
4-588-14001-9
税込価格 4,400円
頁数・縦 408,10P 20cm
シリーズ名 人間の原型と現代の文化

商品内容

目次

1 制度(序章
道具
実験的行動 ほか)
2 古代文化の諸問題(問題提起
本当の(動物の)本能
人間の本能的なもの ほか)
3 三つの行動型と三つの世界観(自然宗教
哲学の課題
要約と展望)

出版社
商品紹介

人間社会の持続装置として機能してきた虚構=制度の役割の究明を通じて人間の本質を鋭く暴く。『人間』につづくゲーレン人間学の主著。

出版社・メーカーコメント

人間の本性を本能の退行した〈欠陥動物〉として位置づける独自の哲学的 = 人類学的人間学をもとに、原始から今日までの人間社会において虚構 = 制度が文化の持続装置としての役割を果たしてきたことを縦横に論究する。『人間』につづくゲーレン人間学の主著。

著者紹介

ゲーレン,アーノルト (ゲーレン,アーノルト)   Gehlen,Arnold
1904‐1976年。ライプツィヒ生まれ。ドリーシュ、ハルトマンらに学び、1934年からライプツィヒ大学、ケーニヒスベルク大学、ウィーン大学哲学科教授。1940年にウィーンで兵役に徴用され、1945年には将校として従軍、戦後はシュパイヤー大学、アーヘン大学に社会学教授として招かれ要職をつとめる。哲学、社会学、文化人類学、社会心理学などを総合して“制度”の概念を中心とする独自の人間学を構築し、産業・技術時代における人間の自由と疎外に関して、鋭い問題提起を行なった
池井 望 (イケイ ノゾム)  
1923年、旧台湾台北市生まれ。京都大学文学部(ドイツ文学専攻)卒。アーヘン大学で文化人類学、社会学をゲーレンに学ぶ。元神戸女学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)