• 本

日本語活字印刷史

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2015年2月
ISBNコード 978-4-8158-0795-5
4-8158-0795-7
税込価格 6,380円
頁数・縦 330,16P 22cm

商品内容

文学賞情報

2019年 第8回 ゲスナー賞「本の本」部門受賞

要旨

書字の論理、活字の論理。漢字と仮名による多様な書字活動は、いかにして活字化されたのか。技術のみならず文字の性質や書記様式・言語生活等に注目し、嵯峨本など古活字版から、宣教師らによる明朝体活字鋳造を経て、近代日本の活字組版まで、グローバルな視野で描きだす。

目次

活字の論理―日本語活字印刷史への視角
第1部 古活字版のタイポグラフィ―活字・組版・異版(嵯峨本『伊勢物語』の活字と組版
古活字版の仮名書体)
第2部 漢字鋳造活字の開発―その歴史と背景(ヨーロッパ東洋学・聖書翻訳と漢字活字の開発
中国プロテスタント伝道印刷所の漢字活字)
第3部 近代日本における印刷表現様式の成立(開化の軋み―揺籃期の日本語タイポグラフィ
テクストを分節するもの―句読法の意味)

出版社
商品紹介

書字の論理と活字の論理――。文字の性質や書記様式・言語生活等に注目し、グローバルな視野で描く力作。

著者紹介

鈴木 広光 (スズキ ヒロミツ)  
1964年愛知県に生まれる。1987年南山大学文学部卒業。1989年名古屋大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、奈良女子大学研究院人文科学系教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)