• 本

複数世界の思想史

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2015年1月
ISBNコード 978-4-8158-0796-2
4-8158-0796-5
税込価格 6,050円
頁数・縦 315,46P 22cm

商品内容

要旨

大いなる知的水脈―人間知性の歴史のなかで、宗教・形而上学から科学まで様々な形をとって展開してきた「世界の複数性」論。天文学的複数性論を軸にその流れをたどり、宇宙に関する知的考察を方向づけてきたこの世界観=「巨大仮説」の意義を明らかにする。自己中心性が駆動する「近代」を問い直す力作。

目次

第1章 複数性の時代
第2章 複数世界論の再生
第3章 形而上学、科学、自然神学―十七世紀
第4章 ニュートン主義と地球外生命存在説―十八世紀
第5章 複数世界と理性
第6章 複数性論から単一性論へ―十九世紀
エピローグ 複数性論の意味と意義

出版社
商品紹介

宗教・形而上学から科学まで、宇宙に関する考察を方向づけてきた世界観の、知られざる展開を明らかにする。

著者紹介

長尾 伸一 (ナガオ シンイチ)  
1955年愛知県に生まれる。1987年京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、名古屋大学大学院経済学研究科教授。経済学博士(京都大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)