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ともに歩む認知症医療とケア 「地域包括ケア時代」到来!

出版社名 現代書林
出版年月 2015年2月
ISBNコード 978-4-7745-1509-0
4-7745-1509-4
税込価格 1,430円
頁数・縦 207P 19cm

商品内容

要旨

医療・ケア・地域(家族)のトライアングルだからうまくいく―。患者と家族が笑顔になれる、認知症への取り組みを紹介。初期段階から始める効果的な薬の使い方、患者さんへの接し方、往診の工夫から、上手なグループホーム運営、地域でのネットワーク形成の手法、「自分史」作成の試みまで…患者を輝かせるための具体的な取り組み事例と提言が満載。

目次

プロローグ 患者さんの「その人らしい生活と人生」を支えて(病院外来の限界と、かかりつけ医の役割
その人らしい生き方を支援。小規模多機能型居宅介護事業所の挑戦)
第1章 「認知症急増時代」医療の主役は「かかりつけ医」に(急増する認知症、まもなく患者数500万人に
あきらめず、患者さんの生活と人生を支える医療と介護へ ほか)
第2章 「地域包活ケア時代」かかりつけ医が取り組む認知症医療(認知症の患者さんを地域で診ていくために
「もの忘れ外来」のすすめ ほか)
第3章 認知症医療の重要なパートナー、認知症ケア(認知症介護の姿勢、もう一度根本から考え直してみましょう
もの忘れ外来と相談機能 ほか)
第4章 家族と地域と「ともに歩むケア」が、患者さんを輝かせる(若年性認知症・家族の会
証言―若年性認知症の家族の会『ふれあい』 ほか)

著者紹介

大場 敏明 (オオバ トシアキ)  
千葉大学医学部卒業。千葉大内科研修を経て、地域病院(柳原病院・船橋二和病院・東葛病院・三郷協立病院など)や診療所勤務。老人病院勤務時代、認知症(当時は痴呆症)医療の現実に疑問を感じ、2000年、埼玉県三郷市にクリニックふれあい早稲田を開業。認知症グループホームや通所介護事業所など六つの介護事業所を運営。医療・介護・地域(家族)の認知症ネットワーク構築を推進し、「認知症医療新時代、かかりつけ医が主役」を提言。三郷市認知症ネットワーク会議座長・市介護保険運営協議会委員・市介護認定審査会(元)会長・市医師会(元)理事・埼玉県保険医協会理事長
高杉 春代 (タカスギ ハルヨ)  
保健師・主任介護支援専門員。1971年、岩手県立衛生学院卒業。1973年、松戸市に入職し母子保健活動を展開。この間、東京大学医学部母子保健学科に1年間研究生として通学。1982年、三郷市に入職しモデル介護認定審査会、ケアプランモデル事業等を実施。2007年、地域包括支援センター所長。2011年、医療法人アカシア会介護統括・教育部長に就任、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)