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シリーズ現代の生態学 3

人間活動と生態系

出版社名 共立出版
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-320-05743-2
4-320-05743-0
税込価格 3,740円
頁数・縦 256P 21cm
シリーズ名 シリーズ現代の生態学

商品内容

目次

人間活動の歴史
生物多様性の危機
都市の自然環境
二次的な自然環境
生息地の分断化
農業の特性と生物の応答
林業の特性と生物の多様性
漁業の特性と生物の適応
環境汚染と生態影響評価
外来生物の生態学
野生生物資源の管理と持続的利用
生態系の保全と再生

出版社
商品紹介

人間活動と生態系に関する諸問題について応用生態学の分野で活躍する17名の研究者が基礎から応用的側面まで含めて概説した教科書。

出版社・メーカーコメント

近年,自然科学には社会への貢献が強く求められるようになり,生物多様性および生態系サービスに関する社会的要請が年々高まっている。では,どのようにして,生態系サービスを享受できる自然共生社会を作ればよいのだろうか。そのためには,現在の人間活動によって生態系がどのように壊れてしまっているのかという個々の問題を理解する必要がある。そこで,人間活動と生態系に関する諸問題について,応用生態学の分野で活躍する17名の研究者が基礎から応用的側面まで含めて概説したものが本書である。今後の生態学は,基礎的な生物学に留まらず,人間社会を扱う境界領域が発展していくことが予想される。本書はこの領域の充実に寄与し,生態学の社会貢献を加速するための一助となるだろう。人間活動の歴史 David SPRAGUE著. 生物多様性の危機 角野康郎著. 都市の自然環境 小川潔著 上田恵介著. 二次的な自然環境 山本勝利著 楠本良延著 大久保悟著. 生息地の分断化 富松裕著. 農業の特性と生物の応答 池田浩明著. 林業の特性と生物の多様性 尾崎研一著. 漁業の特性と生物の適応 森田健太郎著. 環境汚染と生態影響評価 加茂将史著 内藤航著. 外来生物の生態学 五箇公一著 村中孝司著. 野生生物資源の管理と持続的利用 勝川俊雄著. 生態系の保全と再生 有賀望著欧文タイトル:Current Ecology Series

著者紹介

森田 健太郎 (モリタ ケンタロウ)  
2002年北海道大学大学院水産科学研究科博士課程修了。現在、水産総合研究センター北海道区水産研究所主任研究員、博士(水産科学)。専門は水産資源学、魚類生態学
池田 浩明 (イケダ ヒロアキ)  
1990年東京農工大学大学院連合農学研究科博士課程修了。現在、農業環境技術研究所生物多様性研究領域・上席研究員、博士(農学)。専門は農業生態学、植物生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)