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司法が凶器に変わるとき 「東金女児殺害事件」の謎を追う

出版社名 同時代社
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-88683-776-9
4-88683-776-X
税込価格 1,870円
頁数・縦 280P 19cm

商品内容

要旨

もう忘れ去られた東金女児殺害事件は、48年前の布川事件と同じく、今も変わらずに“作文調書”で犯人が作られることを教えてくれる。

目次

第1章 指紋の迷路
第2章 証言の迷路
第3章 記憶の迷路
第4章 密室の迷路
第5章 調書の迷路
第6章 法廷の迷路

おすすめコメント

被告人本人も弁護人も犯行を認めるという、ある意味救いようのない「冤罪事件」が、裁判員裁判開始直前の裁判所で起きた!知的障害者に対する根深い差別や、警察・検察の乱暴な捜査と裁判官の無理解、司法改革の掛け声とともに密室化がすすむ刑事裁判のあり方を問う、告発ルポルタージュ。

著者紹介

三宅 勝久 (ミヤケ カツヒサ)  
1965年岡山県生まれ。カメラマンとして中南米・アフリカの紛争地などを取材、『山陽新聞』記者を経てフリージャーナリスト。2003年『週刊金曜日』に連載した武富士批判記事をめぐって同社から1億1000万円の賠償を求める訴訟を起こされるが、最高裁で武富士の敗訴確定。不当訴訟による損害賠償を同社と創業者の武井保雄氏から勝ち取る。自衛隊内の虐待問題や政・官・学・財・司法の腐敗などをテーマに記事を書いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)