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金融機関マネジメント バンカーのための経営戦略論

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2015年4月
ISBNコード 978-4-492-65471-2
4-492-65471-2
税込価格 3,080円
頁数・縦 317P 21cm

商品内容

要旨

バブル、デフレ、国際金融危機を経て、日本の銀行は変わったのか?早稲田大学ファイナンス研究科の人気講義を書籍化!経営センスを鍛える金融マン必読の書。読者が「自分で考える」ための材料を提供、仲間同士で議論したり、自分で考えを組み立てるのに役立つよう、章末に具体的な論点を提起している。

目次

第1部 事業編(金融機関の事業と収益性
非金利業務と新しいオペレーション
地域金融機関と中小企業取引
決済システムと新しいビジネス)
第2部 管理パラダイムの転換編(経営管理の新しい潮流
規制の新たなあり方)
第3部 組織編(組織・人事の課題
企業統治
不祥事と規律
金融機関の合併・統合)
第4部 関連金融ビジネス編(金融グループ内の業態:証券・信託・アセットマネジメント
ノンバンクの現状と課題
生命保険会社・損害保険会社の現状と課題
公的金融はどうあるべきか)
金融の現代史

おすすめコメント

早稲田大学ファイナンス研究科の人気講義を書籍化! 経営センスを鍛える 金融マン必読の書 「本書の最大の特徴は、どの章も読者が『自分で考える』ための材料を提供していて、仲間同士で議論したり、自分で考えを組み立てるのに役立つよう、章末に具体的な論点を提起していることです。私の講義では、参加者のオープンで活発なディスカッションを通じて問題理解を深め、解決策をみんなで模索する手法をとっていますので、本書もそうした手法に沿った構成としたのです。」──「序章」より 経営コンサルタントとして様々な金融機関の経営改革に携わり、金融庁の不良債権問題タスクフォースや金融審議会にも参加し、金融機関の社外取締役、社外監査役も務め、わが国の金融機関を知り尽くした川本裕子氏が、金融機関をマネジメントするにあたって必要な基本知識、目をつけるべきポイントは何かを明らかにする。本書を読めば、自分の業務の範囲を超えて、金融機関経営に関する「全体観」を身につけることができる。それだけでなく、金融業界全体を取り巻く外部環境を見る眼を養うこともできる。「銀行経営の教科書」の決定版!

著者紹介

川本 裕子 (カワモト ユウコ)  
東京大学文学部社会心理学科卒業。オックスフォード大学大学院開発経済学修士。東京銀行を経て、1988年マッキンゼー・アンド・カンパニー東京支社入社。95〜99年パリ勤務。2004年より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。他に三菱UFJフィナンシャル・グループ非執行取締役、東京海上ホールディングス社外監査役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)