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魏源と林則徐 清末開明官僚の行政と思想

世界史リブレット人 70

出版社名 山川出版社
出版年月 2015年4月
ISBNコード 978-4-634-35070-0
4-634-35070-X
税込価格 880円
頁数・縦 111P 21cm

商品内容

要旨

アヘン戦争に官僚の立場で正面から向き合った林則徐と、数々の政治・経済改革を進言し、『海国図志』により外国を紹介した魏源。二人に共通した思想は、民政の安定をはかり、国家を富強にすることであった。彼らの考えは幕末日本の志士たちにも影響を与え、維新運動を推進した。私利私欲におぼれる官吏も少なくない清末中国で、政治思想を貫こうとした二人の生涯を追う。

目次

アヘン戦争期の開明官僚と思想家
1 林則徐・魏源の生きた時代
2 清朝の経世官僚、林則徐
3 経世の思想家、魏源
4 林則徐・魏源が後世に与えた影響

出版社
商品紹介

アヘン戦争に官僚の立場で正面から向き合った林則徐と、数々の政治・経済改革を進言し、『海国図志』により外国を紹介した魏源の二人の人物をとおし、清末中国の思想と政治を追う。

著者紹介

大谷 敏夫 (オオタニ トシオ)  
1932年生まれ。京都大学大学院文学研究科東洋史学博士課程単位取得退学。専攻、清代政治思想史。鹿児島大学名誉教授、京都大学文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)