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よい自治体とは何か? 財務分析からわかる地方自治体の現在と将来

出版社名 金融財政事情研究会
出版年月 2015年5月
ISBNコード 978-4-322-12676-1
4-322-12676-6
税込価格 2,035円
頁数・縦 220P 21cm

商品内容

要旨

衰退の危機に瀕する地方自治の再生と自立に向けた第一歩は、各自治体の財政力を相対評価し、強み・弱みを定量的(客観的)・論理的に分析し、将来を正しく予測することにある。企業融資審査で培った知見をもとに、全国1700余の自治体をスコアリングし、「よい自治体」のあり方を示すことで、ステークホルダー(住民、地元金融機関等)の“Voice”を促す画期の書。

目次

第1章 健全な自治体に戻る最後のチャンス(拡大する地方自治体間の財政格差
静かに増え続ける銀行の地方自治体向け貸出 ほか)
第2章 どのように地方財政を分析するのか(地方自治体の分析に使用できる情報とは?
総務省によるものさし「健全化判断比率」 ほか)
第3章 スコアリングでわかる「よい自治体」の姿(スコアリングによる総合評価
MTシステムとマハラノビスの距離 ほか)
第4章 将来のためにいま必要なこと(将来財政のシミュレーションの前提
マハラノビスの距離で評価する2040年度の財務状況 ほか)
巻末付録(地方自治体財務総合評価ランキング(2012年度)
地方自治体財務総合評価ランキング(2040年度予測))

著者紹介

大久保 豊 (オオクボ ユタカ)  
慶應義塾大学経済学部卒、ケンブリッジ大学大学院政治経済学部卒(Master of Philosophy)。住友銀行、マッキンゼー・アンド・カンパニー、鎌倉、日本AT&Tベル研究所を経て、1996年データ・フォアビジョン株式会社を設立。2000年日本リスク・データ・バンク株式会社設立。現在、データ・フォアビジョン・ホールディングズ株式会社代表取締役社長、日本リスク・データ・バンク株式会社代表取締役社長
尾藤 剛 (ビトウ ゴウ)  
東京大学法学部卒。あさひ銀行を経て、2003年日本リスク・データ・バンク入社。現在、同社取締役常務執行役員、データベース統括部長としてデータベース運営、およびプロダクト管理に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)