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日本画花を描く 花それぞれの特徴の捉え方・構図から、各種の技法を徹底解説 写生/下図づくり 地塗り/転写/骨描き 隈取り/彩色

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2015年5月
ISBNコード 978-4-416-61555-3
4-416-61555-8
税込価格 3,080円
頁数・縦 191P 26cm

商品内容

要旨

水干絵具で描く、岩絵具で描く、絹に描く、箔を生かす、名画に学ぶ、日本画用語集。

目次

第1章 写生に親しむ(百合を写生する
花の写生)
第2章 水干絵具で日本画の基本をマスター(水干絵具の魅力と使い方
膠 ほか)
第3章 岩絵具で描く(岩絵具の魅力
岩絵具の選び方 ほか)
第4章 絵絹に描く(絵絹の扱い方
「花菖蒲」を描く ほか)
第5章 箔の表現(箔
黒箔に描く「桜」 ほか)
第6章 古典に学ぶ(酒井抱一の「秋草図」に学ぶ)

出版社
商品紹介

椿、百合、牡丹、菖蒲、桜など、日本画の画題としてよく取り上げられる身近な花を選んで、描き方の制作手順を詳細に解説。

おすすめコメント

「日本画の描き方」に続く第二弾「花の描き方編」。身近な花を画題に、水干絵具と岩絵具で4号から12号の作品を描きます。個々の花のしくみの違いをよく観察しながら、その花の個性を生かす構図、色合い、描き方を工夫します。花の特徴を知ることで、よりその花らしい描き方が学べます。日本画ならではの箔や砂子を生かした華やかさの演出をはじめ、アクアグルーなどの新しいメディウムやアキーラ絵具の併用、和紙を貼ったボードに絹を張ることで絹絵の絵肌を手軽に試すなど、新しい技法にもチャレンジします。屏風絵の名画から画面の一部を抜き出して、原画の写生の妙技を学びながら構図や彩色に工夫して作品に仕上げる作例は、入門者には難しく感じる模写を身近で楽しいものにしてくれます。

著者紹介

菅田 友子 (スガタ トモコ)  
1971年武蔵野美術大学日本画卒。日本美術家連盟会員。数寄屋橋阪急宣伝部を経て、1975年より「こどものアトリ絵」・「初心者のための日本画教室」・「はがき絵教室」を自宅アトリエやカルチャースクールで始める。1987年より毎年銀座宮坂画廊にて日本画の個展開催。雑誌、タウン紙、冊子、新聞の連載を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)