• 本

レーヴェンシュテルン

出版社名 松籟社
出版年月 2015年4月
ISBNコード 978-4-87984-335-7
4-87984-335-0
税込価格 3,080円
頁数・縦 461P 20cm

商品内容

要旨

19世紀の日露交渉の史実を背景に、異なる国・制度・文化を背負った人々の出会いを、そこでの衝突、理解、葛藤を、日本を深く知り、愛するスイス人作家が描く。

目次

第1章 前奏―ポーツマス
第2章 パリ―決闘
第3章 アルハンゲリスク―疥癬
第4章 グリレンブルク―大いなる愛
第5章 庵室
第6章 皇帝に死を
第7章 後奏―パルファー、劇場

著者紹介

ムシュク,アドルフ (ムシュク,アドルフ)   Muschg,Adolf
1934〜。スイスの作家。チューリッヒ州に小学校教師の息子として生まれる。チューリッヒおよびケンブリッジにおいてドイツ文学、英文学、心理学を修めた。1962年に来日、国際基督教大学で2年間、教鞭をとっている。日本滞在を題材とする小説『兎の夏』でデビュー後、数多くの小説、戯曲、エッセイ、評伝を著し、ヘルマン・ヘッセ賞やビュヒナー賞を受賞するなど、現代スイス文学を代表する作家として活躍している
野口 薫 (ノグチ カオル)  
中国天津生まれ。国際基督教大学人文科学科卒業。法律特許事務所、国際基督教大学での勤務の後、中央大学大学院文学研究科に入学し、同科を修了。中央大学文学部講師、同助教授を経て、2013年3月まで中央大学文学部教授。専攻はドイツ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)