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道路の日本史 古代駅路から高速道路へ

中公新書 2321

出版社名 中央公論新社
出版年月 2015年5月
ISBNコード 978-4-12-102321-6
4-12-102321-8
税込価格 946円
頁数・縦 253P 18cm

商品内容

要旨

邪馬台国の頃には獣道しかなかった日本列島も、奈良時代になると幅12mの真っ直ぐな道が全国に張りめぐらされ、駅馬の制度が設けられた。中世には道路インフラは衰退したが、徳川家康は軍事優先から利便性重視に転換して整備を進める。明治以降は奥羽山脈を貫くトンネルを掘った三島通庸、名神高速道路建設を指揮したドルシュなど個性溢れる人物の手によって道路建設が成し遂げられる。エピソード満載でつづる道路の通史。

目次

第1章 世界の道路史と日本
第2章 律令国家を支えた七道駅路
第3章 中世―乱世と軍事の道
第4章 近世―平和の礎としての道
第5章 近代―鉄道の陰に追いやられた明治の道
第6章 現代―高速道路時代の到来
終章 日本を支えるシステムとしての道

おすすめコメント

邪馬台国にはけもの道しかなかったが、奈良時代には幅12メートルの直道が建設された。現代の高速道路まで、エピソードで綴る通史

著者紹介

武部 健一 (タケベ ケンイチ)  
1925年、東京都生まれ。1948年、京都大学工学部土木工学科卒業。建設省・日本道路公団で高速道路の計画・建設に従事。日本道路公団東京建設局長、常任参与等を歴任。(株)片平エンジニアリング社長、同会長を経て、現在、道路文化研究所を主宰。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)