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13歳の少女が見た沖縄戦 学徒出陣、生き残りの私が語る真実

出版社名 WAVE出版
出版年月 2015年6月
ISBNコード 978-4-87290-964-7
4-87290-964-X
税込価格 1,430円
頁数・縦 109P 20cm

商品内容

要旨

県民の4人に1人が死んだ地上戦。「伝令」を命じられ、無数の死の現場を見た著者が、70年たった今語る、平和のための戦争の記憶。度重なる空爆、次々と人が死んでいく光景、草木を食べ飢えをしのぐ毎日…。今だからこそ伝えたい、凄惨極まる沖縄戦の真実。

目次

第1章 平和だった子どもの頃(すべての人に頭を下げて歩きなさい
沖縄へ帰郷)
第2章 沖縄戦が始まった(初めての空襲
伝令に選ばれる
過酷な戦場
「帰れ」と言われたけれど)
第3章 米軍上陸(家族との再会
山原に隠れて
米兵も人間)
第4章 戦争が終わった(祖父母の家へ
米軍の捕虜になる)
第5章 終戦後の沖縄(手紙を出さなければよかった
英語教官女性第一号)

おすすめコメント

ある日、平和な沖縄に、戦争がやって来た……。戦後70周年、私達が決して忘れてはいけないこととは? 「無知」という病気が、戦争を連れてくる。1944年、教師を目指していた13歳の安田未知子は沖縄県立第1高等女学校に入学しました。輝く未未来を胸に抱き生きる日々は、沖縄戦によって一変しました。牛島中将の伝令役として、戦争に参加。度重なる空爆、目の前で次々と人が死んでいく光景、草木を食べ飢えをしのぐ毎日。戦後70年の今だからこそ伝えたい、83歳の「沖縄のマザーテレサ」が語る、凄惨極まる沖縄戦の真実。

出版社・メーカーコメント

「私は、人間を狂気にする、戦争を憎みます」沖縄県立第一高等女学校時代に、校長と牛島中将の伝令係を命令された著者が、沖縄戦の狂気を語った一冊。84歳「沖縄のマザーテレサ」が初めて子どもたちに伝える、平和の尊さとは? 小学校高学年から。

著者紹介

安田 未知子 (ヤスダ ミチコ)  
1931年生まれ。医療法人和泉会いずみ病院、介護老人保健施設「いずみ苑」理事、苑長。沖縄県立第一高等女学校では、校長と沖縄軍司令官の牛島満中将との伝令係を任され、戦後、沖縄の英語教員免許取得女性第一号となる。九死に一生を得た戦後の貧しい生活の中で、教師としてたくさんの子ども達を引き取り、育て上げ、「沖縄のマザーテレサ」と言われる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)