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楊家将演義読本

出版社名 勉誠社
出版年月 2015年6月
ISBNコード 978-4-585-29103-9
4-585-29103-2
税込価格 2,640円
頁数・縦 318P 20cm

商品内容

要旨

「三国志演義」「水滸伝」と並ぶ、『楊家将演義』解説本。歴史・文学・演劇・神仙などの専門家による、物語の来歴、物語の舞台となった時代、京劇の演目としての広まり、そして各視点から見た『楊家将演義』の解説を収録。

目次

『楊家将演義』にまつわる解説(『楊家将演義』前後の歴史小説
「楊家将演義」について―『北宋志伝』と『楊家府演義』とその祖本)
『楊家将演義』の舞台となった時代(唐末五代から宋代にかけて―英雄たちが活躍した激動の時代
宋代の時代的特徴とは何か
架空の現実に生きるひとびと―『楊家将演義』のなかの軍職
『楊家将演義』の時代における社会情勢について―都市生活と婚姻事情を中心に)
『楊家将演義』と演劇との関係(元・明演劇における楊家将物語
舞台の上の『楊家将演義』
京劇の楊家将物と現代中国)
『楊家将演義』の様々な視点(『楊家将演義』の虚実からみえてくるもの
映像メディアに於ける『楊家将演義』―映画とテレビの世界
日本人は中国の歴史小説をどう読んできたのか―「通俗軍談」を中心に
楊家将物語の神仙説話
家で楽しむ「楊家将」年画
楊家将小説の版本と挿画をめぐって)
『楊家将演義』資料編

著者紹介

岡崎 由美 (オカザキ ユミ)  
早稲田大学文学学術院教授。専門は中国大衆文芸
松浦 智子 (マツウラ サトコ)  
名城大学理工学部助教。専門は中国文学、中国通俗文芸(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)