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山のリスクと向き合うために 登山におけるリスクマネジメントの理論と実践

出版社名 東京新聞
出版年月 2015年6月
ISBNコード 978-4-8083-1003-5
4-8083-1003-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 190P 26cm

商品内容

要旨

アルパインクライマーのリスクマネジメントについての研究を核に、一般登山者が山でのリスクに向き合うための理論を豊富な資料に基づき解説するとともに、そのスキルを実践的に高めるアクティブ・ラーニングの手法も提案。山でのリスクへの責任やリスクの意義についても考える。

目次

第1部 リスクを知る(なぜ、「リスクマネジメント」なのか?
登山にはどんなリスクがあるのか?)
第2部 リスクに対処する(アルパインクライマーの実践的リスクマネジメント
多様なリスクへの具体的対応
リスクマネジメント実践演習)
第3部 リスクを考える(リスクの倫理:誰がリスクに備えるべきか?
リスクを楽しむ)

おすすめコメント

本書、はアルペンクライマーのリスクマネジメントについての研究を核に、一般登山家が山でのリスクに向き合うための理論から実践までを、山岳遭難についての豊富な資料に基づき解説するとともに、登山者がそのスキルを能動的に高めることができるアクティブラーニングの手法を提案する。また、登山者は山でのリスクに対してどのうような責任を負うべきなのか、公共はどこまでそれを助けるべきなのだろうか。「自己責任」という曖昧な言葉でこれまで見過ごされてきた山のリスクへの責任の取り方やリスクの意義についても考える。