剣の刃
文春学藝ライブラリー 歴史 13
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2015年6月 |
ISBNコード |
978-4-16-813037-3
(4-16-813037-1) |
税込価格 | 1,210円 |
頁数・縦 | 217P 16cm |
商品内容
要旨 |
「現代フランスの父」ド・ゴール。厭戦気分、防衛第一主義が蔓延する時代風潮に抗して、軍人と政治家のリーダーシップ、戦場での指揮官に求められる資質、理想の組織像を説いた歴史的名著。 |
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目次 |
戦争 |
おすすめコメント
第二次大戦で「敗戦国」に等しかったフランスを、たった一人で「戦勝国」に変え、戦後は大統領として、フランスの独自外交と自立の基礎を築いたド・ゴール。本書は、第一次大戦を経て厭戦気分が蔓延していた1932年に、いちはやく国防の重要性と指揮官のリーダーシップ、理想的軍人像を説いた歴史的名著。「凡人が戦場で将帥に一変する」「大事を成す者は、偽善的規律など黙殺すべし」「無愛想でも実力者が評価されるべし」など名語録が満載。「政治家と軍人」「民主主義と安全保障」といった今日的問題を考えるための必読書であると同時に、すぐれた戦略論、組織論、リーダー論としても読める。文藝批評家・福田和也氏による圧巻のド・ゴール論も収録。(目次) ■序 ■戦 争 ■気 骨(カラクテール) ■威 信 ■ドクトリン――固定した原理、原則 ■政治家と軍人 ■人名用語解説 ■ド・ゴール略年譜 ■個人的な意志としての“国”――解説に代えて(福田和也)