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オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史 2

ケネディと世界存亡の危機

ハヤカワ文庫 NF 440

出版社名 早川書房
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-15-050440-3
4-15-050440-7
税込価格 1,056円
頁数・縦 472P 16cm
シリーズ名 オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史

商品内容

要旨

第二次大戦後の冷戦も、通説とは異なりアメリカが主導していた。むしろアメリカは核戦争の瀬戸際にたびたび世界を追いやっていた。そして軍事介入という形で混迷する南米やアジアの諸国を操り、帝国の版図を広げていた―ベトナム戦争で泥沼にはまり、世界にその素顔を曝すまでは。不世出の指導者ケネディはなぜ死なねばならなかったのか。「もしケネディが暗殺されなかったら」を考えさせられる歴史超大作第2弾。

目次

第5章 冷戦―始めたのは誰か?(第二次大戦後の荒廃
ひとり活況を示すアメリカ ほか)
第6章 アイゼンハワー―高まる軍事的緊張(米ソ対立は本当に避けられなかったか?
ますます増える原爆の備蓄数 ほか)
第7章 JFK―「人類史上、最も危険な瞬間」(新しい指導者、フルシチョフ
ソ連のスプートニク・ショック ほか)
第8章 LBJ―道を見失った帝国(ケネディ暗殺の余波
「偉大な社会」を目指したジョンソン新大統領 ほか)
第9章 ニクソンとキッシンジャー―「狂人」と「サイコパス」(「覇権国家アメリカ」というビジョンは共有する二人
反戦の大きなうねりに乗って ほか)

出版社・メーカーコメント

〔ケネディと世界存亡の危機〕世界が全面核戦争の瀬戸際に瀕したキューバ危機。それをもたらした冷戦は、通説とは異なりアメリカが主導したのであり、実はアメリカは再三、核戦争の瀬戸際に世界を追いやっていた! 「もしケネディが暗殺されなかったら」と切実に考えさせられる、歴史超大作第2弾(全3巻)。

著者紹介

ストーン,オリバー (ストーン,オリバー)   Stone,Oliver
アメリカの映画監督・脚本家・映画プロデューサー。監督作品『プラトーン』『7月4日に生まれて』でアカデミー賞監督賞を2度受賞
カズニック,ピーター (カズニック,ピーター)   Kuznick,Peter
アメリカン大学歴史学部教授、同大学核問題研究所所長
熊谷 玲美 (クマガイ レミ)  
翻訳家。1975年生。東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻修士課程修了
小坂 恵理 (コサカ エリ)  
翻訳家。慶應義塾大学文学部英文学科卒業
関根 光宏 (セキネ ミツヒロ)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)