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元少年Aの殺意は消えたのか 神戸連続児童殺傷事件 手記に見る「贖罪教育」の現実

出版社名 イースト・プレス
出版年月 2015年8月
ISBNコード 978-4-7816-1356-7
4-7816-1356-X
税込価格 1,430円
頁数・縦 191P 19cm

商品内容

要旨

なぜ『絶歌』は「2500日」を描かなかったのか?元東京少年鑑別所法務教官が手記の行間から読み解く「更生プログラム」の落とし穴と発達障害の可能性。

目次

第1章 元少年Aが「矯正教育」を書かなかった理由(わずか四行しかない「矯正教育」の記述
私が『2500日全記録』に記した矯正教育の全容 ほか)
第2章 元少年Aの「贖罪意識」と「自己肯定」(巻末の「謝罪文」に漂う違和感
「後悔」はしても「贖罪意識」はない ほか)
第3章 元少年Aの「性的サディズム」は矯正されたのか(裁判所が認定した「性的サディズム」
未発達だったAの性的中枢 ほか)
第4章 元少年Aの「広汎性発達障害」が見落とされた理由(事件の原因は「心」ではなく「脳」にあった
残酷なホラー映像を好むという特性 ほか)
第5章 『絶歌』をめぐる議論を検証する(被害者遺族や支援者は“どこ”に怒っているのか
出版されるまでの複雑怪奇な経緯 ほか)

出版社
商品紹介

元東京少年鑑別所法務教官が手記の行間から読み解く「更生システム」の欠陥と発達障害の可能性

著者紹介

草薙 厚子 (クサナギ アツコ)  
元法務省東京少年鑑別所法務教官。地方局アナウンサーを経て、通信社ブルームバーグL.P.に入社。テレビ部門でアンカー、ファイナンシャル・ニュース・デスクを務める。その後、フリーランスとして独立。現在は、ジャーナリスト、ノンフィクション作家として執筆するほか、講演活動やテレビ番組のコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)