春画の色恋 江戸のむつごと「四十八手」の世界
講談社学術文庫 2319
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2015年9月 |
ISBNコード |
978-4-06-292319-4
(4-06-292319-X) |
税込価格 | 1,496円 |
頁数・縦 | 389P 15cm |
商品内容
要旨 |
それはたんなる体位解説でなく、出会いから始まる色恋の物語でもあった。最初の浮世絵師と呼ばれる菱川師宣の「四十八手」を一手ずつ紐解きながら、西川祐信、鈴木春信、喜多川歌麿、葛飾北斎など、後世の浮世絵師たちへの影響までをたどる。おかしくて少し切ない遊戯と諧謔の世界。わが国を代表する春画研究者による渾身の名著。 |
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目次 |
第1部 菱川師宣の色恋四十八手―浮世絵前期の恋のかたち(『恋のむつごと四十八手』の世界 |
おすすめコメント
「四十八手」は、たんなる性戯や体位だけでなく、出逢いから始まる「色恋の物語」でもあった。本書は、最初の浮世絵師と呼ばれる菱川師宣の『恋のむつごと四十八手』を、第1図から第48図まで一手ずつ丁寧に紐解きながら、西川祐信、鈴木春信、喜多川歌麿、葛飾北斎など、後世の浮世絵師たちがそれらをどう画いたか、表現の変遷をたどる。春画を愛で、楽しみながら江戸人の性意識や風俗を読む、著者の春画研究の集大成にして、渾身の名著。図版250点以上、カラー口絵あり 解説――浅野秀剛