• 本

新宗教と総力戦 教祖以後を生きる

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-8158-0815-0
4-8158-0815-5
税込価格 5,940円
頁数・縦 353,7P 22cm

商品内容

要旨

「いざ、ひのきしん隊」教祖亡き後、その存続をかけて自己形成をはかる新宗教。当局の介入や国家主義の高まり、戦時総動員の動きといった状況のなかで、指導者や信者たちは、前代の「遺産」をどう読み替え、信仰実践の地平を拓いてきたのか。天理教を事例に、人々が生きた新宗教の実像に迫る。

目次

序章 新宗教と総力戦
第1章 信仰共同体の危機と再構築―飯降伊蔵と本席‐真柱体制
第2章 戦前における中山正善の活動―宗教的世界の構築とその政治的位置について
第3章 「革新」の時代
第4章 宗教経験としてのアジア・太平洋戦争―“ひのきしん”の歴史
第5章 宗教のなかの「聖戦」/「聖戦」のなかの宗教―“ひのきしん”の思想
第6章 「復元」の時代
終章 動員への経路

出版社
商品紹介

戦争へと向かう時代の中、指導者や信者たちは、どのように信仰実践の地平を拓いてきたか。人びとが生きた宗教の実像に迫る。

著者紹介

永岡 崇 (ナガオカ タカシ)  
1981年奈良県に生まれる。2004年大阪大学文学部人文学科卒業。2011年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、日本学術振興会特別研究員、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)