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日本人の贈答

ミネルヴァ・アーカイブズ

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-623-07461-7
4-623-07461-7
税込価格 8,250円
頁数・縦 308,8P 22cm

商品内容

目次

序説 日本社会における贈答の研究―現状と課題
第1部 贈答の理論的諸問題(文化的概念としての「贈答」の考察
贈答のモデル論的考察
心理的評価と互恵性について
経済社会と贈答―消費の概念を中心に
物の贈答・言葉の贈答―その対応と差異)
第2部 社会関係からみた贈答(西欧人からみた日本人の贈答風俗
御祝儀―戦後日本農村における贈与の革新
情報と地位の贈与・交換論―大工集団の贈答の分析
贈与交換と親族組織―沖縄・波照間島の事例
死と贈答―見舞受納帳による社会関係の分析)

出版社・メーカーコメント

日本の社会のなかで、かなり古くから制度化された慣習のひとつになっている「贈答」という互酬的な慣行からみえてくるものとは。マリノフスキー、モース以来、人類学の主要テーマである贈与論。中元や歳暮から企業交際費に至る日本人の贈答慣行を理論的―実証的に究明し、そこから経済、法律、宗教等、日本の文化や社会の深層システムを明らかにした名著、待望の復刊。[ここがポイント]◎ 日本人の贈答慣行を理論的実証的に究明し、日本の文化や社会の深層システムを明らかにする。◎ 社会的慣習である「贈答」からみえてくる、日本人の姿とは。

著者紹介

伊藤 幹治 (イトウ ミキハル)  
1930年東京都に生まれる。1955年國學院大学大学院修士課程修了。現在、国立民族学博物館名誉教授
栗田 靖之 (クリタ ヤスユキ)  
1939年大阪府に生まれる。1972年京都大学大学院博士課程中退。現在、国立民族学博物館名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)