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おべんとうと日本人

出版社名 草思社
出版年月 2015年10月
ISBNコード 978-4-7942-2163-6
4-7942-2163-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 199P 18cm

商品内容

要旨

私たちは、そのちいさな箱で誰かとつながっている。読むと作りたくなる、ユニークな食文化論!

目次

第1章 おべんとうと移動
第2章 おべんとうと場所
第3章 おべんとうと時間
第4章 おべんとうと技術
第5章 おべんとうとメディア
第6章 おべんとうを食べる

おすすめコメント

おべんとう」は私たち日本人にとって切っても切れない食文化だが、ここ10 年くらいでそのあり方は大きく変化し、多様性を増している。携帯が前提のおべんとうは、モバイルツールでもあり、行楽べんとうは誰かとシェアするソーシャルな存在であったりする。しかも、おべんとう箱はエコの象徴。メディア、モバイル、ソーシャル――。おべんとうの今を探ると、不思議なほど今を生きる私たちのコミュニケーションをつなぐ存在となっていることがわかる。そんな「おべんとう」と私たち日本人の関係を、コミュニケーション論、メディア論の観点から社会学的に読み解く、ありそうでなかったユニークな食文化論。

著者紹介

加藤 文俊 (カトウ フミトシ)  
慶應義塾大学環境情報学部教授。1962年京都府生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。龍谷大学国際文化学部助教授などを経て、現職。2003年より「場のチカラプロジェクト」を主宰。「カレーキャラバン」の活動は2015年度グッドデザイン賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)