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資本の世界史 資本主義はなぜ危機に陥ってばかりいるのか

atプラス叢書 12

出版社名 太田出版
出版年月 2015年10月
ISBNコード 978-4-7783-1486-6
4-7783-1486-7
税込価格 2,750円
頁数・縦 338,13P 20cm

商品内容

要旨

資本主義はイングランドの片田舎で偶然生まれ、その後幾度もの危機に直面してきた。にもかかわらず、いまや資本主義はわれわれの世界を規定さえしているように見える。しかしそれはほんとうだろうか。資本主義の寿命はどのあたりまできているのか。多くの危機はその欠陥によるものなのか。ドイツの気鋭経済ジャーナリストが歴史から資本主義の輪郭を浮かび上がらせる。

目次

第1部 資本の興隆(奇跡の成長―富がこの世に生まれたとき
古代ローマ人もお金は大好き―でも、資本家にはならなかった ほか)
第2部 資本に関する3つの誤り(資本主義は市場経済ではない
資本主義は国家と対立するものではない ほか)
第3部 資本vs.お金(お金は謎である、資本と同じでもない
金ですか?いいえ、けっこうです ほか)
第4部 資本の危機(危機の後は危機の前―近代的資本主義はなぜ危機に陥ってばかりいるのか
資本主義の終焉は近いように見えた―1929年からの世界恐慌 ほか)

著者紹介

ヘルマン,ウルリケ (ヘルマン,ウルリケ)   Herrmann,Ulrike
1964年生まれ。ドイツの経済ジャーナリスト。銀行員を経て、日刊紙の経済部記者となる
猪股 和夫 (イノマタ カズオ)  
1954年生まれ。新潮社校閲部を経て、翻訳者になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)