• 本

倫理学の話

出版社名 ナカニシヤ出版
出版年月 2015年10月
ISBNコード 978-4-7795-0971-1
4-7795-0971-8
税込価格 2,640円
頁数・縦 276P 20cm

商品内容

要旨

「倫理学とはどんな学問か」「正義とは何か」―深いテーマをさらりと説いて、初心者も研究者も引き込まれる倫理学概論。ゆっくりと自由に語る倫理学。

目次

第1部 倫理学とはどのような学問か(倫理学とはどのような学問か
倫理の好きなひと/嫌いなひと、倫理学の好きなひと/嫌いなひと)
第2部 倫理(道徳)の基礎づけ(倫理(道徳)を自己利益にもとづけるアプローチ(1)―プラトン
倫理(道徳)を自己利益にもとづけるアプローチ(2)―ホッブズ
自然観と倫理観、ないし、形而上学と倫理学
倫理(道徳)を共感にもとづけるアプローチ―ヒューム
倫理(道徳)
倫理(道徳)を義務にもとづけるアプローチ(2)―カント
ひとりひとりの人間のなかにあって、ひとりひとりの人間を超越するもの
倫理(道徳)を幸福にもとづけるアプローチ(1)―ベンタム
倫理(道徳)を幸福にもとづけるアプローチ(2)―J・S・ミル
倫理(道徳)を幸福にもとづけるアプローチ(3)―ヘア)
第3部 正義をめぐって(正義と善
ロールズの正義論
リバタリアニズムの正義論
共同体主義によるリベラリズム批判
共同体主義の系譜をさかのぼる(1)―アリストテレス
共同体主義の系譜をさかのぼる(2)―ヘーゲル
討議倫理学による調停
正義とは異なる基礎(1)―正義の倫理とケアの倫理
正義とは異なる基礎(2)―責任という原理
正義概念の脱構築―レヴィナスとデリダ
倫理学と真理論)

著者紹介

品川 哲彦 (シナガワ テツヒコ)  
1957年神奈川県に生まれる。1981年京都大学文学部卒業。1987年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、関西大学文学部教授。哲学・倫理学専攻。京都大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)