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夢酔独言

講談社学術文庫 2330

出版社名 講談社
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-06-292330-9
4-06-292330-0
税込価格 792円
頁数・縦 168P 15cm

商品内容

要旨

勝海舟の父・小吉の自伝。江戸有数の剣客にして、放蕩の不良旗本。本所・浅草の顔役、露天商の親分で刀剣ブローカーでもあった。天保の改革の際、不行跡から隠居謹慎を仰せつけられ、庵を結び、夢酔と称して自らの来し方を後生子孫への戒めとして著した。幕末頽唐期の江戸社会の裏を知る夢酔の面目躍如たる、率直端的な文体が鬼気として心に迫る。

目次

鴬谷庵独言
気心は勤身(出生
五歳のとき
七歳・養子・凧喧嘩
八歳のとき
九歳のとき
十歳のころ・馬の稽古
十一歳のころ
十二歳のころ
十三歳のころ
十四歳・出奔・乞食旅 ほか)

著者紹介

勝 小吉 (カツ コキチ)  
1802‐1850。通称、左衛門太郎。諱は惟寅。勝海舟の父。本姓は男谷。1808年、譜代の御家人であった勝家の養子となる
勝部 真長 (カツベ ミタケ)  
1916‐2005。東京生まれ。東京帝国大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学名誉教授。比較思想史、倫理学、道徳教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)