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インドネシアの農村工業 ある鍛冶村落の記録

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-7664-2259-7
4-7664-2259-7
税込価格 9,460円
頁数・縦 443P 22cm

商品内容

要旨

インドネシア・中部ジャワの一農村における鍛冶業は、なぜ生き延びてきたのか。経済統計と民族史データからその構造を精緻に分析し、1970年代以降徐々に「貧困」を脱していく村の姿を丹念に描く。オバマ米大統領の母親である経済人類学者が遺した、14年にわたるフィールドワークの成果。

目次

第1章 序論
第2章 金属加工工業の社会経済組織
第3章 カジャール―ジョクジャカルタの鍛冶村落
第4章 関連のマクロデータ
第5章 政府による介入
第6章 結論と開発論上の含意

著者紹介

ダナム,アン (ダナム,アン)   Dunham,Stanley Ann
経済人類学者。1942年生まれ。ハワイ大学マノア校にて博士号取得(人類学)。USAID、世界銀行、インドネシア国民銀行などで農村開発・マイクロファイナンス・女性福祉事業に携わる。アメリカ合衆国第44代大統領バラク・オバマの実母。1995年死去
加納 啓良 (カノウ ヒロヨシ)  
東京大学名誉教授。1948年生まれ。東京大学経済学部卒業後、アジア経済研究所を経て、2012年まで東京大学東洋文化研究所教授。経済学博士。専門はインドネシアを中心とした東南アジア社会経済史
前山 つよし (マエヤマ ツヨシ)  
株式会社マヤインド・プラス取締役。1967年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、信濃毎日新聞社、NNA(エヌ・エヌ・エー)インドネシア社、時事通信インドネシア社を経て、現在インドネシアでのビジネス支援、コンサルティング等を行う。ガジャマダ大学文化学科修士課程在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)