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長考力 1000手先を読む技術

幻冬舎新書 さ−14−1

出版社名 幻冬舎
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-344-98400-4
4-344-98400-5
税込価格 858円
頁数・縦 197P 18cm

商品内容

文学賞情報

2016年 第28回 将棋ペンクラブ大賞受賞

要旨

将棋の名人戦は1局に2日間を要し、最大で7局にわたる、長時間の戦いである。1局当たりのそれぞれの持ち時間は9時間。その間、「没我」の世界に入り、ひたすら盤面を読み、相手の動きを予測し、無数の選択肢のなかから最善の一手を指し続ける。一流棋士はなぜ、それほどの長時間にわたって集中力を保ち、深く思考し続けることができるのか。そして、直感力や判断力の源となる「大局観」とは何か。タイトル獲得通算13期を誇り、「緻密流」とも称される異端の棋士が初めて記す、「深く読む」極意。

目次

第1章 先を読む力
第2章 先入観と大局観
第3章 棋士の人生
第4章 盤外戦術とライバル
第5章 創造派と修正派
第6章 研究会とコンピュータ

おすすめコメント

将棋の名人戦は一局に2日間を要し、最大で7局にわたる、長時間の戦いである。一局当たりのそれぞれの持ち時間は9時間。その間、「没我」の世界に入り、ひたすら盤面を読み、相手の動きを予測し、無数の選択肢のなかから最善の一手を打ち続ける。一流棋士はなぜ、それほどの長時間にわたって集中力を保ち、深く思考し続けることができるのか。そして、直感力や判断力の源となる「大局観」とは何か。タイトル獲得通算13期を誇り、「緻密流」とも称される異端の棋士が初めて記す、「深く読む」極意。

著者紹介

佐藤 康光 (サトウ ヤスミツ)  
1969年10月1日生まれ、京都府八幡市出身。将棋棋士九段。日本将棋連盟棋士会会長。永世棋聖資格保持者。93年、第六期竜王戦で羽生善治五冠(当時)を降し、初のタイトル獲得を果たす。98年、第五六期名人戦で谷川浩司名人を降して初の名人位獲得、九段昇段。2002年、第七三期棋聖戦で郷田真隆棋聖を降し、初めて二冠(棋聖・王将)となる。06年、棋聖位通算五期を達成し、永世棋聖の資格を得る。同年、将棋大賞の最優秀棋士賞と升田幸三賞をダブル受賞。タイトル獲得通算一三期、棋戦優勝一一回(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)