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記憶が消えるとき 老いとアルツハイマー病の過去、現在、未来

出版社名 国書刊行会
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-336-05972-7
4-336-05972-1
税込価格 3,080円
頁数・縦 336P 20cm

商品内容

要旨

“21世紀の疫病”と言われるアルツハイマー病。そのしくみについては未解明の部分が多く、有効な治療法も見つかっていない。この病気は昔からあったのか?人はある程度高齢になればみんなこの病気になるのか?治療法の研究はどこまで進んでいるのか?カナダの著名なサイエンスライターが、アルツハイマー病の歴史をたどり、さまざまな角度からそのメカニズムを調べ、いずれ開発されるはずの治療法を探る、最新情報満載の科学書。

目次

老いを受け止めるか、恐れるか
「わたし、まるで、自分をなくしたみたい」
アルツハイマー病は昔からあったのか
ジョナサン・スウィフトの症例
老化の生物学
自然な命の終わり
老化する脳
老人斑と神経原線維変化
「わたしが休むのは夜だけです」
死に至る進行
反撃する脳
流行は静まりつつあるのか
わたしはアルツハイマー病になるのか?なるとしたら、いつ?
治療法の模索
アルツハイマー病に男女差はあるのか
本当にアルミニウムが原因だったのか?
多くの面を持つ認知症
どこに住み、何を食べるか
今後の展開

著者紹介

イングラム,ジェイ (イングラム,ジェイ)   Ingram,Jay
サイエンスライター。長年、カナダCBCラジオ1やディスカバリー・チャンネルで番組のホストを務める。アルバータ大学学士課程およびトロント大学修士課程修了
桐谷 知未 (キリヤ トモミ)  
東京都出身。南イリノイ大学ジャーナリズム学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)