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現代乳酸菌科学 未病・予防医学への挑戦

共立スマートセレクション 4

出版社名 共立出版
出版年月 2015年12月
ISBNコード 978-4-320-00904-2
4-320-00904-5
税込価格 1,760円
頁数・縦 132P 19cm

商品内容

目次

1 腸内細菌叢
2 肥満と精神疾患と腸内細菌叢
3 乳酸菌の種類とその特徴
4 乳酸菌のゲノムを覗く
5 植物乳酸菌の驚異
6 東洋の食文化と乳酸菌
7 乳酸菌の医薬・医療への挑戦

出版社・メーカーコメント

21世紀は,病気になってから治すのではなく,病気に罹らないように日頃から心がけることを重視する時代である。近年,乳酸菌の健康を保つ効果が「プロバイオティクス」効果として注目されている。プロバイオティクスとは,「腸内細菌叢を改善して,ヒトの健康維持に有益な働きをする,ヒトへの安全性が保障された微生物」のことで,乳酸菌はその代表である。一方,近年,「腸内細菌叢のバランスが肥満や精神疾患とかかわっている」との驚くべき現象が見いだされ,遂に,「微生物と脳科学」とが結びついて議論されるようになった。本書は,乳酸菌が「未病改善と予防医学」にきわめて重要な微生物であることを示すとともに,腸内細菌叢のバランスが,未病からの脱却と健康維持にきわめて大切であることを紹介する。

著者紹介

杉山 政則 (スギヤマ マサノリ)  
1976年広島大学大学院工学研究科修士課程(醗酵工学専攻)修了。工学博士。現在、広島大学大学院医歯薬保健学研究院教授、薬学部長
矢嶋 信浩 (ヤジマ ノブヒロ)  
1976年東北大学理学部生物学科卒業。理学博士。現在、東京農業大学客員教授、カゴメ株式会社イノベーション本部技術アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)