タネをまく縄文人 最新科学が覆す農耕の起源
歴史文化ライブラリー 416
出版社名 | 吉川弘文館 |
---|---|
出版年月 | 2016年1月 |
ISBNコード |
978-4-642-05816-2
(4-642-05816-8) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 217P 19cm |
商品内容
文学賞情報 |
2017年
第5回
古代歴史文化賞受賞 |
---|---|
要旨 |
土器を成形する際に粘土中に紛れ込んだコクゾウムシやダイズの痕跡が、縄文人は狩猟採集民という常識を打ち破った。土器の中に眠っていた新たな考古資料「タネ」「ムシ」の発見が、多様で豊かな縄文時代像を明らかにする。 |
目次 |
想定外の発見―プロローグ |
おすすめコメント
狩猟採集や漁撈で生活していたとされる縄文人。だが、粘土をこねて土器を成形する際に紛れ込んだダイズや貯蔵食物害虫のコクゾウムシがその常識を打ち破った。土器表面や断面の痕跡の新しい分析法から、イネやダイズの栽培開始時期を特定。土器粘土の中に眠っていた考古資料「タネ」「ムシ」が指し示す、多様で豊かな縄文時代の実像に迫る。