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兄は沖縄で死んだ 童話作家・心の軌跡

出版社名 高文研
出版年月 2015年12月
ISBNコード 978-4-87498-585-4
4-87498-585-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 220P 19cm

商品内容

要旨

どこで、どのように戦死させられたのか―。北海道で生まれ沖縄で死んだ兄の影を追う。さまざまな出会いと検証。作家の眼でオキナワと日本の現実を問う「魂」のエッセイ!

目次

1 沖縄で戦死した兄
2 故郷があるということ―兄の足取り
3 初めての沖縄行き
4 オキナワの痛点―一九九三年二月
5 戦後七十年、沖縄を思う
6 小説家・目取眞俊の仕事
7 事実が迫ってくる―二〇一五年四月
8 沖縄慰霊の日―二〇一五年六月二十三日

著者紹介

加藤 多一 (カトウ タイチ)  
童話作家。1934年、北海道紋別郡滝上町に農民の子として生まれる。1958年、札幌市職員となる。札幌芸術の森創設の実務責任者を務めた後、52歳で退職。1987年、稚内北星短期大学教授。5年勤務の後、執筆活動に専念。1976年『白いエプロン白いヤギ』『ふぶきだ走れ』で童話作家デビュー。以後、主に北海道を舞台とした多くの作品を手がける。1985年『ふぶきの家のノンコ』で第1回北の児童文学賞、1986年『草原 ぼくと子っこ牛の大地』で第26回日本児童文学者協会賞、1992年『遠くへいく川』で第22回赤い鳥文学賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)