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フェイクドキュメンタリーの教科書 リアリティのある“嘘”を描く映画表現 その歴史と撮影テクニック

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2016年1月
ISBNコード 978-4-416-81503-8
4-416-81503-4
税込価格 2,200円
頁数・縦 255P 21cm

商品内容

目次

序章 フェイクドキュメンタリーの歴史
第1章 フェイクドキュメンタリー頂上作戦!
第2章 フェイクドキュメンタリーに挑め!
第3章 強烈なキャラクターを生み出す極意―白石晃士の演出論
第4章 なぜカメラはそこにあるのか!?―白石晃士の撮影論
第5章 リアリティを生み出す編集のマジック
第6章 『戦慄怪奇ファイルコワすぎ!』の作り方
付録 『ある優しき殺人者の記録』シナリオ解説

おすすめコメント

いまホラー映画界で最も熱い支持を受ける鬼才、白石晃士が明かす「フェイクドキュメンタリー」の作り方。架空の人物や事件といったフィクションを“ドキュメンタリータッチ”で描く「フェイクドキュメンタリー」。アイデアさえあれば低予算であってもヒットを狙える、若手作家の登竜門としても現在は知られ、多くの作品が制作され続けています。本書では、この映像手法・ジャンルにおける第一人者である著者が、本テーマについて徹底解説。自身の監督作を例として挙げながら、撮影テクニックや演出方法、創作論などを語り尽くします。また、これまで書籍としてまとめて語られることのなかった、本ジャンルの歴史や分類についても詳述。フェイクドキュメンタリー映画ガイド、入門書としても最適。新しい時代の映像表現として、これからさらに盛り上がりを見せるであろう「フェイクドキュメンタリーの世界」。映画監督を目指す方の創作のヒントにもなる一冊です。★★購入特典★★ 白石監督撮り下ろし短編作品『白石晃士の世界征服宣言』(DVD)付き!

著者紹介

白石 晃士 (シライシ コウジ)  
映画監督。1973年生まれ。福岡県出身。石井聰亙『水の中の八月』(1995年)に制作進行として参加した後、自主制作作品『暴力人間』(1997年/共同監督:笠井暁大)を完成させ、ひろしま映像展’98で企画脚本賞・撮影賞を受賞。翌年、『風は吹くだろう』(1998年/共同監督:近藤太)がぴあフィルムフェスティバル’99準グランプリを受賞する。2005年『ノロイ』で劇場作品デビュー。以降、フェイクドキュメンタリーの手法を使った作風が評価され、2012年からリリースを開始したオリジナルビデオシリーズ『戦慄怪奇ファイルコワすぎ!』では、ホラー映画ファンを中心に大きく話題を集めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)