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軋む心

エクス・リブリス

出版社名 白水社
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-560-09044-2
4-560-09044-0
税込価格 2,530円
頁数・縦 217P 20cm

商品内容

要旨

不況にあえぐアイルランドの田舎町で、ある男の他殺体が見つかり、ひとりの幼児が何者かに連れ去られる…。殺人と誘拐という不穏な旋律に、21人の語り手の声がポリフォニックに絡み合う、遅咲きの新鋭による傑作長篇!アイルランド最優秀図書賞、ガーディアン処女作賞受賞作品。

おすすめコメント

アイルランドの田舎町の住民21人が語る、人生の軋轢と挫折。「語り」が重層的に響き合い、人間模様を綾なす傑作長篇!

著者紹介

ライアン,ドナル (ライアン,ドナル)   Ryan,Donal
1976年生まれ、アイルランドのティペラリー州出身。労働者のための雇用問題を専門に扱う弁護士として行政機関で働いていたが、三年間休職して執筆活動に入る。処女作The Thing about Decemberと『軋む心』(原題The Spinning Heart)を書き上げ、出版社に持ち込むものの、行く先々で断られること四十七回。しかし、最終的に出版社の目に歩まり、『軋む心』が刊行されるや、2012年のアイルランド最優秀図書賞に選出される
岩城 義人 (イワジョウ ヨシヒト)  
高校を卒業後に渡英。音楽学校に通いジャズ等を学ぶ。帰国後、肉体労働などのアルバイトをしながら、翻訳学校にて学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)