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テロの文学史 三島由紀夫にはじまる

出版社名 太田出版
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-7783-1496-5
4-7783-1496-4
税込価格 2,750円
頁数・縦 350P 20cm

商品内容

要旨

「日本を変えるにはテロしかない」として三島は自決した。それはテロに被われる21世紀を正しく予見していた。村上春樹、村上龍、町田康、阿部和重…、文学者たちはなぜテロを描いてきたのか。

目次

プロローグ テロのスパイラル―三島vsミシェル・ウエルベック
第1章 『人斬り』vs『大菩薩峠』、三島vs川端康成―テロ第一世代の文学史
第2章 三島vs村上春樹、桐野夏生、高村薫、車谷長吉―テロ第二世代の文学史
第3章 三島vs町田康、辻仁成、阿部和重、中村文則、上田岳弘―テロ第三世代の文学史
第4章 三島vs村上龍―『オールド・テロリスト』まで
第5章 三島由紀夫と11・25の秘鑰―『金閣寺』、『美しい星』、『午後の曳航』、『奔馬』
エピローグ 生首考―三島vs大江健三郎、松浦寿輝

著者紹介

鈴村 和成 (スズムラ カズナリ)  
1944年名古屋市生まれ。東京大学仏文科卒。同修士課程修了。横浜市立大学教授を経て、同名誉教授。評論家、フランス文学者、紀行作家、詩人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)