• 本

バラカ

出版社名 集英社
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-08-771646-7
4-08-771646-5
税込価格 2,035円
頁数・縦 650P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • バラカ

    震災で原発が爆発してから5年の時が過ぎた。ただ、これは震災をテーマにしたただの小説ではない。人間がかかえる"闇"や"負"といったものを描かせたら桐野夏生の右に出るものはいないかもしれない。壮大なスケールをもったダークロマン小説。ストーリーは次から次へと思わぬ展開を見せていく。震災から5年が経ったこのとき、私たち生かされている者たちが読むべき作品かもしれない。

    (2016年3月13日)

商品内容

要旨

震災のため原発4基がすべて爆発した!警戒区域で発見された一人の少女「バラカ」。ありえたかもしれない日本で、世界で蠢く男と女、その愛と憎悪。想像を遙かに超えるスケールで描かれるノンストップ・ダーク・ロマン!

出版社・メーカーコメント

震災のため原発四基がすべて爆発した! 警戒区域で発見された少女「バラカ」。ありえたかもしれない世界で蠢く男と女、その愛と憎悪。超大なスケールで描かれるノンストップ・ダーク・ロマン!

著者紹介

桐野 夏生 (キリノ ナツオ)  
1951年金沢市生まれ。成蹊大学卒業。1993年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞。1998年『OUT』で日本推理作家協会賞。1999年『柔らかな頬』で直木賞。2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞。2004年『残虐記』で柴田錬三郎賞。2005年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞。2008年『東京島』で谷崎潤一郎賞。2009年『女神記』で紫式部文学賞。2010年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞。2011年同作で読売文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)