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ピカソの世紀 続

ゲルニカと戦争、そして栄光と孤独 1937-1973

出版社名 西村書店
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-89013-745-9
4-89013-745-9
税込価格 6,050円
頁数・縦 973P 20cm
シリーズ名 ピカソの世紀

商品内容

要旨

故国スペインの民が戦火に焼かれる姿に苦悶するピカソ、女性たちが自分をとり合う姿を楽しむピカソ、高まる名声のなか孤独に苛まれるピカソ、老いに抗うかのように爆発的な創作を続けるピカソ…。“ゲルニカ”“泣く女”“平和の白鳩”などの誕生秘話とともに、とてつもなく多面的でエネルギッシュな天才の後半生を描きだす。

目次

ゲルニカ(一九三七‐一九三八)
幸せの時、再び(一九三八‐一九三九)
「どうしろっていうんだ、扉は見張られていたのに…」(一九三九‐一九四三)
フランソワーズとの生活(一九四三‐一九四六)
ああ!美しい日々(一九四六‐一九四八)
戦争と平和(一九四九‐一九五三)
ジャックリーヌ、守護のスフィンクス(一九五四‐一九五五)
ピカソというミステリーはない(一九五五‐一九五七)
イカロス、ピカドール、そして“草上の昼食”(一九五八‐一九六〇)
画家とモデル(一九六一‐一九六五)
ドン・パブロの栄光(一九六五‐一九七〇)
「いささか想像を絶する人物…」(一九七一‐一九七三)
ピカソ以後(一九七三‐一九九一)

著者紹介

カバンヌ,ピエール (カバンヌ,ピエール)   Cabanne,Pierre
1921年、ムードン生まれ。フランスの美術批評家、ジャーナリスト、著述家。国立高等装飾美術学校の教授も務めた。『コンバ』紙、『ル・マタン』紙に多くの美術批評を執筆、ラジオ放送局「フランス・キュルテュール」の仕事にも携わる。また、ゴッホ、ルーベンス、フェルメール、アール・デコ、ロートレック、デュシャンなどの研究書のほか、中世~20世紀の蒐集家に関する書籍、美術館のガイドブックなどを執筆、美術事典の編纂にも関わった。2007年、カルカソンヌで死去
中村 隆夫 (ナカムラ タカオ)  
1954年、東京生まれ。上智大学文学部フランス文学科卒業、慶應義塾大学大学院美学美術史修士課程修了。滋賀県立近代美術館、毎日新聞社、Bunkamuraザ・ミュージアムなどを経て、多摩美術大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)