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対訳フランス語で読む「ゴリオ爺さん」

出版社名 白水社
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-560-08720-6
4-560-08720-2
税込価格 2,420円
頁数・縦 141P 19cm

商品内容

要旨

パリ社交界を夢見た若者の出世と幻滅。バルザックの名作を目と耳で味わう。

目次

第1部 Une pension bourgeoise 下宿屋ヴォケー館(La Maison Vauquer 下宿屋ヴォケー館
All is true すべては真実 ほか)
第2部 L’entr´ee dans le monde 社交界への登場(Paris lui appartient パリは彼のもの
Le myst´erieux Vautrin 謎の男ヴォートラン ほか)
第3部 Trompe‐la‐Mort 死神だまし(Trompe‐la‐Mort 死神だまし
Un pi`ege contre Vautrin ヴォートランへの罠 ほか)
第4部 La mort du p`ere ゴリオ爺さんの死(L’angoisse de Goriot ゴリオの苦悩
Le dernier bal 最後の舞踏会 ほか)

おすすめコメント

バルザックの名作を目と耳で味わう 『ゴリオ爺さん』を原文の抜粋で読んでいきます。バルザックの作品は難解で手強いイメージがありますが、一文ごとに深い意味が込められており、そうしたニュアンスを読み解いていくことこそ、フランス語学習者の特権です。見開きで、原文、注、訳文、「読解のポイント」が読みやすくレイアウトされており、ミカエル・フェリエ氏のすばらしい朗読で、音声でもお楽しみいただけます。主人公ラスティニャックと共に、19世紀パリの人々の息づかいを感じてください。

著者紹介

松村 博史 (マツムラ ヒロシ)  
京都大学大学院博士後期課程満期退学。現在、近畿大学文芸学部教授。専門はバルザック研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)