造形思考 下
ちくま学芸文庫 ク25−2
| 出版社名 | 筑摩書房 | 
|---|---|
| 出版年月 | 2016年5月 | 
| ISBNコード | 
													978-4-480-09602-9
													 (4-480-09602-7)  | 
											
| 税込価格 | 1,760円 | 
| 頁数・縦 | 350P 15cm | 
| シリーズ名 | 造形思考 | 
商品内容
| 要旨 | 
												 「『造形思考』は、レオナルドの数々の『手稿』に匹敵するといっても、おそらく誇張にはならないだろう」(「文庫版解説」より)。クレーの思索は、動力学、光学、解剖学にまで及ぶ。そして芸術の本質を、「見えるものをそのまま再現するのではなく、見えるようにすること」と見定める。形態そのものでなく形成や造形を捉えること。そして「運動」と「反対運動」の均衡を見出すことにより、構図上の平衡が成立するという。縦横無尽に走る思索は、まさに“普遍人”の再来というにふさわしい。  | 
										
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| 目次 | 
												 造形フォルム論によせて(生成の基本概念 運動の造形。フォルムにいたる過程の強調 自然研究と結びついた造形論 過程と目標の緊張。本質と現象 自然と抽象  | 
										



おすすめコメント
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