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自分を信じて

出版社名 藤原書店
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-86578-071-0
4-86578-071-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 227P 20cm

商品内容

要旨

“森のイスキア”の活動で知られる佐藤初女さんの、最後の言葉。海のほとりで生まれた初女さんは、いのちを生み、人々をつなぐ海を愛した。「いのちを支えるのは女性」。自然の恵みを活かす手づくりの料理が大切。ふるさとを同じくする二人が、日本と朝鮮半島とのむすび合いの道を探る。

目次

序章 二曲一双
第1章 海に抱かれて
第2章 出会いは未来をひらく
第3章 いのちの声を聴く
第4章 宿命としての母性
第5章 自分を信じて―初女さんとの対話
第6章 わかちあう手紙
終章 空の旅

おすすめコメント

初女さんが最後に伝えたかったこと―― 津軽の海にはぐくまれ、“おむすび”の心に貫かれた生涯 「津軽がふるさとでよかった」―― 人々の心を結ぶ“おむすび”の人、佐藤初女さん(1921〜2016)。〈森のイスキア〉の活動で知られるが、海のほとりで生まれた初女さんは、いのちを生み、人々をつなげる海を愛した。「いのちを支えるのは女性」と母の力を恃み、自然の恵みを活かした、手ぬきの一切ない手づくり料理で、つながることの大切さを、その姿で示しつづけた。ふるさとを同じくする著者が、戦前から朝鮮半島の人々とも分け隔てなくむすび合ってきた初女さんの歩みをつぶさにたどり、真心に満ちた生き姿を浮き彫る。初女さんが最後に伝えたかったこと。

著者紹介

佐藤 初女 (サトウ ハツメ)  
1921年、青森市生まれ。小学校教師、ろうけつ染め講師などを経て、83年、自宅を開放し“弘前イスキア”を開設。92年、岩木山麓に“森のイスキア”を開設。2016年2月死去
朴 才暎 (パク チェヨン)  
1956年、青森市生まれ。後に弘前に転居。20歳から随筆を発表。大学卒業後、教職、雑誌記者を経る。97年より解決志向(SFA)による女性のためのカウンセリングルーム“フェミナ”を2007年まで主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)