• 本

鈴木大拙の原風景

新装改訂版

出版社名 大法輪閣
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-8046-1384-0
4-8046-1384-6
税込価格 3,300円
頁数・縦 369P 20cm

商品内容

要旨

不立文字の禅を英語によって説き、禅思想の世界化を果たした鈴木大拙。西田幾多郎・山本良吉らとの交友、禅への開眼、米国生活体験、そして「日本的霊性」の喧伝…。新たな資料を駆使して、大拙の若き日の苦渋と、その後の思想形成の軌跡を辿る。

目次

1 鈴木大拙の原風景(逆境と宗教性の胎動
心友山本良吉のこと
初めての旅、そして上京
禅僧とはこういうものか
近代の禅者釈宗演との邂逅 ほか)
2 大拙小論(鈴木大拙における個人と世界
明治青年僧たちの気骨
ポール・ケーラスの宗教思想
上向く「大拙」下向く「寸心」
老博士の涙 ほか)

著者紹介

西村 惠信 (ニシムラ エシン)  
1933年滋賀県に生まれる。2歳のとき出家、臨済宗の僧籍に入る。1956年花園大学仏教学部卒業。南禅寺専門道場柴山全慶老師について参禅弁道。1960年アメリカペンシルヴェニア州ペンデルヒル宗教研究所に留学(キリスト教を学ぶ)。1967年京都大学大学院(宗教哲学専攻)博士課程修了。1970年花園大学教授。2002年花園大学学長(2005年まで)。現在、(公財)禅文化研究所長。花園大学名誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)