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豊臣水軍興亡史

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2016年7月
ISBNコード 978-4-642-08296-9
4-642-08296-4
税込価格 2,530円
頁数・縦 260,7P 20cm

商品内容

要旨

天下統一をめざす秀吉は、瀬戸内の海賊衆来島村上氏や伊勢海の九鬼氏らを味方につけ、水軍(船手衆)として重用した。九州・小田原攻めや朝鮮出兵で活躍した「海上軍事力」としての彼らを通じ、豊臣政権を見直した好著。

目次

序章 戦国の水軍(西国の水軍
東国の水軍)
第1章 船手衆前史(来島村上氏と瀬戸内海
九鬼氏と伊勢海)
第2章 天下一統と船手衆(海賊衆への調略
九州へ向かう船団
小田原城を囲む)
第3章 文禄・慶長の役と船手衆(文禄の役と船手衆の編成
船手衆の再編と大船の建造
再編後の戦況
慶長の役と海戦)
終章 豊臣船手衆の解体

おすすめコメント

戦国期、列島各地の海には多様な海上勢力が戦国大名と結びつつ活発な活動を展開した。瀬戸内海の来島村上氏や伊勢海の九鬼氏ら海賊衆は、信長亡き後に天下統一をめざす秀吉の水軍(船手衆)として九州・小田原攻めや朝鮮出兵で活躍、関ヶ原合戦後に解体する。今までとり上げられなかった「海上軍事力」という視点から豊臣政権を見直した好著。

著者紹介

山内 譲 (ヤマウチ ユズル)  
1948年愛媛県に生まれる。1972年京都大学文学部卒業。現在、松山大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)