• 本

沖縄若夏の記憶

岩波現代文庫 社会 301

出版社名 岩波書店
出版年月 2016年7月
ISBNコード 978-4-00-603301-9
4-00-603301-X
税込価格 1,342円
頁数・縦 228P 15cm

商品内容

要旨

豊かな風土に寄り添って独自の文化・伝統をはぐくみ、戦争の傷跡や基地の悲劇を背負いながらも、おおらかに生きる沖縄の人びと。七色の海、サトウキビ畑、密林の廃坑、色鮮やかな花々、そして日々の暮らしの中に秘められた記憶…復帰直後から島々をわたり歩き、多面的な魅力を撮りつづけてきた著者が、沖縄への熱い想いを綴った珠玉のフォトエッセイ。文庫版には新たに写真一〇点を追加。

目次

七色の海
海原での出逢い
平和な島
織りロマン
あけずば
ガジュマル
六月の太陽
236095個の石
被害と加害
南十字星

温度差
フェンス
若夏のころ
密林
鼓動

おすすめコメント

豊かな風土に寄り添って独自の文化・伝統をはぐくみ、戦争の傷跡や基地の悲劇を背負いながらも、おおらかに生きる沖縄の人々。復帰以来その魅力を撮りつづけて来た著者が、沖縄への熱い思いを綴る珠玉のフォトエッセイ。

著者紹介

大石 芳野 (オオイシ ヨシノ)  
東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、ドキュメンタリー写真に携わり、平和と人間の尊厳を見つめる取材を続けている。著書に、『無告の民 カンボジアの証言』(岩波書店、日本写真協会年度賞)、『沖縄に活きる』(用美社)、『夜と霧は今』(用美社、日本写真協会年度賞)、『カンボジア苦界転生』(講談社、芸術選奨文部大臣新人賞)、『ベトナム 凛と』(講談社、土門拳賞)、『福島FUKUSHIMA 土と生きる』(藤原書店、JCJ賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)