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ユートピアの終焉 過剰・抑圧・暴力

中公クラシックス W87

出版社名 中央公論新社
出版年月 2016年7月
ISBNコード 978-4-12-160166-7
4-12-160166-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 172P 18cm

商品内容

要旨

「ユートピアから科学へ」を乗り越えて「美的=エロス的生活」を目指し、管理社会における人間疎外を批判した暴力・革命論。

目次

ユートピアの終焉―過剰・抑圧・暴力(ユートピアの終焉
学生反乱の目標、形態、展望
過剰社会におけるモラルと政治)
ベトナム―第三世界と大都市の反対派

著者紹介

マルクーゼ,ヘルベルト (マルクーゼ,ヘルベルト)   Marcuse,Herbert
1898〜1979。ドイツ生まれユダヤ系のアメリカの哲学者。ベルリン大学とフライブルク大学に学び、フッサールやハイデガーの影響を受けヘーゲル哲学を研究。1933年、フランクフルト社会研究所に加入、1934年にナチスから逃れてアメリカに亡命。1940年、アメリカ国籍を取得、その後、ブランダイス大学教授を経て、1965年、カリフォルニア大学教授となる。管理社会における人間疎外を批判、当時、新左翼の教祖的存在となった
清水 多吉 (シミズ タキチ)  
1933(昭和8)年、会津若松生まれ。東京大学卒業、東京大学大学院(哲学専攻)修了。東京大学、名古屋大学、静岡大学、早稲田大学、立教大学、法政大学、神奈川大学で講師を歴任。ニューヨーク・ホフストラ大学客員教授、元社会思想史学会代表幹事、現在立正大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)