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中国の越えがたい「9つの壁」

角川新書 K−94

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-04-082072-9
4-04-082072-X
税込価格 990円
頁数・縦 301P 18cm

商品内容

要旨

日本を追い抜き、世界2位の経済大国になった中国。2030年までにGDPがアメリカを抜き世界1位になると予測されているが、それで覇権国家になれる訳ではない。先進国でもなく、共産党政権の中国が乗り越えなければいけない高い壁がいくつも待ち構えている。民主主義への移行は避けられないと言われる、中国の行く末を検証する。

目次

序章 黄色い大地の子
第1章 「中所得国の罠」という壁
第2章 アメリカという壁
第3章 南シナ海という壁
第4章 TPPという壁
第5章 AIIBという壁
第6章 人民元という壁
第7章 北朝鮮という壁
第8章 台湾という壁
第9章 日中関係という壁

おすすめコメント

中国の民主主義への移行は避けられない。習近平はラストエンペラーになる? アメリカを抜きGDP世界1位になっても、中国が覇権国家になれる訳ではない。先進国でもなく、共産党政権の中国には高い壁がいくつも待ち構えている。民主主義への移行は避けられない、中国の行末を検証する。

著者紹介

沈 才彬 (シン サイヒン)  
多摩大学大学院フェロー。(株)中国ビジネス研究所代表。中国ビジネスフォーラム代表。1944年、中国江蘇省海門市生まれ。81年中国社会科学院大学院修士課程修了、同大学院講師。84年から東京大学客員研究員、早稲田大学客員研究員、中国社会科学院大学院助教授、お茶の水女子大学客員研究員、一橋大学客員研究員を歴任。93年に三井物産戦略研究所主任研究員、2001年同研究所中国経済センター長を経て、08年4月より多摩大学・同大学院教授。15年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)