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ルービンシュタイン ゲーム理論の力

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-492-31484-5
4-492-31484-9
税込価格 3,520円
頁数・縦 293,6P 20cm

商品内容

要旨

経済学にかかわるすべての人へ。経済や人間関係を考えるうえで、本質は何か?経済理論に人間的な温かみを与える。

目次

序章 経済学という物語
第1章 合理性と非合理性
第2章 ゲーム理論:ビューティフル・マインド
第3章 ジャングルの物語と市場の物語
第4章 経済学と語用論、そして7つの落とし穴
第5章 (ある種の)経済政策

おすすめコメント

超一流の経済学者は経済学をどう考えているのか。経済学のあるべき使い方がわかる。経済学に関わるすべての人に贈るアドバイス。現実に役立つかどうかは、経済学を評価する重要な基準ではない。超一流のゲーム理論が教える、ほんものの洞察力。優れたモデルは、感性を豊かにする。社会を見る眼を深く鍛える本。著者の人生にひきつけながら、ゲーム理論、交渉、合理性、ナッシュ均衡、解概念、経済実験、学際研究、経済政策、富、協調の原理などの基礎概念が語られる。

著者紹介

ルービンシュタイン,アリエル (ルービンシュタイン,アリエル)   Rubinstein,Ariel
1951年生まれのイスラエルの経済学者。テルアビブ大学、ニューヨーク大学経済学教授。専門はゲーム理論、限定合理性の研究。1982年にEconometrica誌に掲載された論文“Perfect Equilibrium in a Bargaining Model”(「交渉モデルにおける完全均衡」)で交渉理論に重要な貢献をし、そのモデルは「ルービンシュタインの交渉モデル」と呼ばれるようになる。マーティン・オズボーンとともに著したA Course in Game Theory(1994)はゲーム理論を学ぶ者にとっての古典的教科書となった
松井 彰彦 (マツイ アキヒコ)  
1985年東京大学経済学部卒業、1990年ノースウエスタン大学Ph.D.(M.E.D.S.)、同年ペンシルバニア大学経済学部助教授、筑波大学社会工学系助教授等を経て、2002年より現職。専門はゲーム理論、貨幣理論、障害と経済の研究。著書に『慣習と規範の経済学』(東洋経済新報社、第46回日経・経済図書文化賞)など。日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞、日本経済学会中原賞。2016年度日本経済学会会長。エコノメトリック・ソサエティのフェロー(終身特別会員)、同カウンシル・メンバー(評議員、極東地区)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)