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辻井喬論

出版社名 土曜美術社出版販売
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-8120-2301-3
4-8120-2301-7
税込価格 3,300円
頁数・縦 407P 20cm

商品内容

要旨

言語前衛の最前線をいちども他に譲り渡さず、その生涯を終えた孤高の詩人、辻井喬の全貌。

目次

辻井喬の詩的出発
戦後的現在と『わたつみ 三部作』
詩集『自伝詩のためのエスキース』を読む
ユートピア幻想と崩壊
セゾン文化の盛衰
小説『沈める城』の神話性
二つの城と測量技師の眼
『風の生涯』と水野成夫
小説『虹の岬』の美意識
矢内原忠雄と東大細胞
辻井喬論補遺

著者紹介

中村 不二夫 (ナカムラ フジオ)  
1950年神奈川県横浜市生まれ。1979年、第一詩集『ベース・ランニング』(詩学社)刊行。辻井喬の推薦でH氏賞候補となる。1986年、月刊詩誌「詩と思想」に編集スタッフとして参加。現在同誌編集委員。既刊詩集に『Mets』(第一回日本詩人クラブ新人賞)、『コラール』(第三三回地球賞)など。詩論集に『廃墟の詩学』(第四回秋谷豊詩〓(りゅう)賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)