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礼服 天皇即位儀礼や元旦の儀の花の装い

出版社名 大阪大学出版会
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-87259-551-2
4-87259-551-3
税込価格 4,290円
頁数・縦 471P 20cm

商品内容

要旨

歴代の天皇は、なにをまとってきたのか。変わりゆく激動の時代のなかで、最高礼装として変わらず伝え守られ、君臨してきた礼服(らいふく)。古代から明治維新までの天皇即位と朝賀の舞台裏で、時々の歴史背景と実力者がドラマチックに交錯する。礼服に込められた意義、そしてドレスコードとは。

目次

花から古代の礼服のはじまりをたどる
大化の改新から礼服成立までの衣と冠
礼服とは何か
礼服の成立と律令の規定
天皇の礼服
皇后と皇太子の礼服
臣下の礼服の変遷
天皇礼服のたどった道―鎌倉時代から南北朝時代
臣下の礼服の調達―鎌倉から室町時代
礼服、そして朝廷の最大の試練―戦国時代
近世初期における宮廷儀礼の復興
江戸時代中期以降の礼服
日本史の中の礼服
白襟紋付―近・現代におけるドレスコードの変相

著者紹介

武田 佐知子 (タケダ サチコ)  
1948年東京都生まれ。大阪大学名誉教授。追手門学院大学教授。専門は日本史学・服装史・女性史。大阪外国語大学教授(1997年)、大阪大学理事・副学長(2007年)を経て現在、追手門学院大学地域創造学部教授。サントリー学芸賞(1985年)、濱田青陵賞(1995年)、紫綬褒章(2003年)を受賞
津田 大輔 (ツダ ダイスケ)  
1972年生。甲南大学大学院日本文学研究科修士課程修了。専門は公家貴族の装束。2008年より2013年まで大阪大学外国語学部非常勤講師。日本文化論を担当する。現在、滝川中学校高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)