• 本

浅草と高尾山の不思議 東京を再発見する大人の旅

出版社名 言視舎
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-86565-062-4
4-86565-062-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 191P 19cm

商品内容

要旨

河原と霊山は異界との境界線だ。そこに発生した聖と俗が入り交じった二つの文化。その周囲に渦巻く混沌の雲の下に続々と集結する「海外観光客や若者」たち。彼等の行動と、東西の祈祷寺が醸し出した長い歴史と風俗の仕掛けをのぞき見ると、不思議な光景が見えてくる。今、この一冊から全く新しいカタチの「大人のミステリー・ツアー」が始まる。

目次

第1章 国際的観光地の浅草と高尾山、どこか似ている(「共通点1」境内に主役に劣らぬ神社がある
「共通点2」誰一人拝んだ者がいない伝説の本尊 ほか)
第2章 環境・風俗を比べてますます納得(黄金の河童vs黄金の天狗
メロンパンvs天狗焼 ほか)
第3章 古絵図で再発見、浅草寺と薬王院の不思議(江戸時代の浅草寺境内を散策する
江戸末期から昭和までの高尾山を眺める)
第4章 不思議な神仏が集う信仰ランド(恋愛成就の平内様と愛染明王
浅草寺のお狸さまと薬王院のお狐さま ほか)
第5章 附浅草寺と薬王院の秘かな楽しみ方(私説・消えた浅草寺本尊の行方
筆者が推薦する高尾山のパワースポット)

著者紹介

川副 秀樹 (カワゾエ ヒデキ)  
1949年立川生。中央大学経済学部卒。G・デザイン事務所経営を経て現在、著作・編集業・民俗学研究者。’03〜「東京都高尾パークボランティア会」会員(’16現在副代表)。’06〜神職体験及び御幣制作などの研究などを開始。’11〜武蔵野市の「古文書の会」会員。飯縄信仰や第六天信仰などの庶民・大衆信仰研究をライフワークとする。また’50〜’60年代の黒人音楽(Soul Music,R&B)に造詣が深く入門書などを編集、自らもSOULグループ「The 49ERS」を組み年数回の演奏活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)