• 本

コーベット海洋戦略の諸原則

出版社名 原書房
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-562-05345-2
4-562-05345-3
税込価格 3,960円
頁数・縦 541P 20cm

商品内容

要旨

チューダー期から日露戦争までの海軍史研究に基づいて、制海とシーレーン、経済封鎖、統合作戦、限定戦争など、現代にも通用する概念を理論化した古典的海洋戦略論。

目次

戦争の理論的研究―その利用と限界
第1部 戦争の理論(戦争の理論
戦争の性質―攻勢と防勢
戦争の性質―限定と無制限
限定戦争と海洋帝国
介入戦争―無制限戦争への限定的な干渉
限定戦争における強さの条件)
第2部 海の戦いの理論(目標の理論―制海
手段の理論―艦隊の構成
方法の理論―戦力の集中と分散)
第3部 海の戦いの遂行(序言
制海を確保する方法
制海を争う方法
制海を行使する方法)
附録 「グリーン・パンフレット」

おすすめコメント

マハンと並ぶ海の戦略家、コーベットによる歴史的名著が遂に完全新訳で登場。チューダー期から日露戦争までの海軍史研究に基づいて、制海とシーレーン、経済封鎖、統合作戦、限定戦争など現代にも通用する概念を理論化した海洋戦略論の古典。

著者紹介

コーベット,ジュリアン・スタフォード (コーベット,ジュリアンスタフォード)   Corbett,Julian Stafford
1854‐1922年。イギリスの海軍史家、海洋戦略家。ケンブリッジ大学法学部卒。一九世紀末から海軍史の著作を執筆し始め、英海軍大学校で海軍史を講義した。海軍記録協会のために史料編纂を行い、日露戦争および第一次世界大戦の公式海戦史を執筆した
グロゥヴ,エリック・J. (グロゥヴ,エリックJ.)   Grove,Eric J.
イギリスを代表する海軍史家の一人。ダートマスの英海軍兵学校とグリニッジの英海軍大学校、またケンブリッジ大学、ソルフォード大学、リヴァプール・ホープ大学で教鞭をとった。多数の著書があり、海事研究協会および海軍記録協会の副会長を務める。英国軍事史・海事史委員会会員、王立歴史協会フェロー、米海軍名誉上等兵曹
矢吹 啓 (ヤブキ ヒラク)  
東京大学文学部卒業、東京大学大学院修士課程修了、東京大学大学院博士課程満期退学。キングス・カレッジ・ロンドン戦争研究科博士課程留学。日本学術振興会特別研究員。主として一九世紀から二〇世紀初頭にかけてのイギリス海軍史・海戦史および日英関係史を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)